カルサイネイザン研修タイ旅行記2016/02 -02タイ着早々のつまずきと高級スパ台無しの件-

バンコクのスワンナプーム空港に到着しました。

空港からエアポートエクスプレスに乗ってマッカサンという駅で乗り換えてホテルに向かうのですが、アナウンスが「マッカサン」と言った気がしたので慌てて満員の中バックパックをガツンガツン人に当てまくって降りましたらここではありませんでした。

看板みるとマッカサンなんて言ってなかったようです。

英語のリスニングが上達しないはずです。

時刻表もなく、人っ子ひとりいない駅でどれだけ待てば次が来るのか不安に包まれながら待っておりましたら割とすぐきました。

まさかのチーバくんトレイン。

いきなりつまづいた日本人には心強いです。

最初の滞在はバンコク。

夜はタニヤ近辺でおてんば。

ホテルはそのためだけに近くのところでお高くないところを探しました。

これはそのホテルの部屋のドア。

ご覧のとおりカードキーではなくポチっと押すやつ。

フロントも人がいたりいなかったりだったのでセキュリティはほぼ無いと腹をくくりました。

3年前にワットポーのタイマッサージスクールの日本語OK先生が派遣される分校へ行きました。

学校界隈が懐かしくてゆかりの地を訪ねてみました。

当時この手前の赤いホテルに滞在しました。

3年前、空港から迷いに迷ってすっかり遅くなってしまって、ホテルにたどり着いたのは駅近くの両替屋が閉店しちゃった時間。

明朝まだ両替屋が開店していない時間にスクールで授業料を支払うために現金のパーツが必要でした。

途方にくれてフロントに相談したら「僕もうすぐ仕事終わるからバイクでタニヤに行ってレートのいい両替屋で替えてきてあげますよ」と綺麗な瞳で言ってくれたものだから「渡りに船!」と日本円16万円をポンと彼に預けて「今部屋で彼を待ってます」といい話のつもりで当時やっていたSNSで投稿したら「バカ!初対面のタイ人に日本円16万円を渡すとは何てことするんだ!」とフォロワーのみなさんにボコられて、それまで疑っていなかったのに急にメロスになっちゃったという想い出深いホテルです。

この写真でお判り頂けるかどうかわかりませんが、椅子で談笑してる人達がいるところは酒屋です。

時々そこでビールを飲んでいたんですけれども、そこで元グラミー賞作詞家のアメリカ人やオリンピック金メダリストのスゥエーデン人と知り合いになりました。

ふたりとも偉人なのに、英語もろくすっぽ話せなくてニコニコごまかしているだけの私を何故かかわいがってくれて不思議でした。

バンコク最終日、友人の薦めでパンピューリスパへ行ってフェイシャルを受けてきました。

普段「俺コスメはニベア1本!」という漢気に溢れたスキンケアをする人間なので「パンピューリって何?果物?」だったのですが、とても有名なコスメブランドだそうですね。

名をきいて「果物?」と思った私なんぞが行く資格もないのですが、安ホテル宿泊、飯は屋台、という過ごし方をしてきたバンコクの唯一の贅沢としてうけてみようと思い立ちました。

もちろん高級店のサービスやホスピタリティをパクるという目的も。

とても雰囲気のある部屋で丁寧な施術を受けて気持ちよかったのですが、日本を出てから一度もヒゲを剃っていないのでヒゲがコットンにバリバリ引っかかります。

プライド持ってやってるであろうエステティシャンに申し訳ない気持ちで一杯でした。

「さあ!美しくなった俺を見てくれ!」とばかりに、待ち合わせていたタイ在住の知人と屋台街をうろついておりましたところ、暑いタイのことです、10分と経たず塗りたくられた高級コスメが汗とともに目の中に入り目が開けられない状態になりティッシュで全て拭き去りました。

知人と食事した後、そのままスワンナプーム空港へ行って、飛行機に乗って今度はクラビに移動です。

余裕をもって行動していたつもりでした。

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