delayedは海外旅行慣れしておられる方にはどってことないかもしれませんが、私は「乗り継ぎどうなるの?」とプチパニック。
ひとりで悩んでいても仕方がないので搭乗口で作業している女性スタッフに今回乗る便と乗り継ぐ便両方のチケットを見せて「スワンナプーム空港での乗り継ぎのこの便に乗れるのか?」と聞いたところ、この女は早口でまくしたてやがりまして何言ってるのかさっぱり。
「オーバーナイト」っていやな言葉だけヒアリングできました。
インターネットでこんな時どうしたら?と調べると「交渉しましょう。英語力が必要ですが」というiPhoneを叩きつけたくなるご回答。
そのうち空港全体がブチって停電になって不安感増量。
こんな状況で泣きっ面に蜂とはまさにこのことです。
電気が復旧した時に、もう一度搭乗ゲートのスタッフに、バンコク発の便に自分は乗れるのか?と落ち着いて聞きに行きました。
今度はあのいけ好かない女は避けて、感じ良さそうな男性スタッフに聞いてみたところ、「大丈夫、心配ない、飛行機はバンコクで待ってますよ。心配ないですよ。」多分そんなことを言ってくれました。
なんていい人、この男性が幸せになりますように、そしてさっきの女は彼氏に他の女作られて泣きを見ますようにと祈りました。
空港は基本的に言葉がわからなくてもなんとかなるところなんだなぁ、と思っていたら、B社ラウンジ内で、全部かなり激しく遅れいるせいだと思うんですが、全員に空港内のタイレストランで200バーツ分使えるチケットが配布されました。
いいサービスだと思いますが、さぁお前ら腰据えて待てよ、と言われたような気もします。

このクーポンを使ってなんかの炒めものとパイナップルジュースを頼んだら220バーツで20バーツ吐き出しです。
なんで計算できなかったのか自分。
腹が膨れて落ち着いてきた頃出発の時間になり、飛行機は無事バンコクのスワンナプーム空港に。
ここから今回の旅行の本当の目的地チェンマイへ移動です。
クラビのB社のお兄さんが言っていたとおり、乗継便であるチェンマイ行の飛行機はまだ飛び立っていませんでした。どころか少し待たされたぐらいでした。
そして飛行機に乗り込んだら迎えてくれたスチュワーデスさんたちがグラビ-バンコク便と同じ方々。
先ほどの便でわたしは最前列でサワディカップ(こんにちは)コップンカップ(ありがとう)を言いまくっていたおかげか、わたしが乗り込んだ途端向こうが気づいてくれて肩をパンと叩いてきました。
これはもう撮るよねで記念写真を撮ったのですがスチュワーデスさん、顔認識で自分の枠を押して自分に焦点を合わせてました。
流石。
笑顔も盤石。
グラビの搭乗口で心配ないですよと男性に言われて安堵しましたが、そら間に合うわな。
空港からは40Bで旧市街(チェンマイのメインタウン)まで運んでくれるシャトルバスが出ていることを調べていたので行ってみると受付真っ暗。
運転手さんがいたので載せて欲しいとお願いしたら400Bなら載せてやるとえらいいじわるを言われたので、自力でソンテウという乗り合いバスを拾って移動。
地図を見せましたのにかなり見当違いのところで降ろされ、10分ぐらい歩いて予約していたゲストハウスにやっと到着しました。
今回の旅のチャレンジ項目のひとつ、ドミトリーで初めての宿泊。
シングルサイズのベッドの上で、リュックの置き場所をどうしたものやら10分ほど途方にくれました。
