古代インド、チベット、ニュージーランド、中国におけるリンガムの存在

世界(インド、チベット、ニュージーランド、中国)においてリンガムがどういう存在であったかが書かれてありましたので抜粋で紹介してみようと思います。

この本「リンガムマッサージ」では「リンガム」が像などの象徴物であったり、またぐらにぶらさがる私達におなじみの単なるちんこを指していたりと混在しているので、文脈から適宜お読み替えくださいませ。


「リンガムという言葉はインドの神聖な言語であるサンスクリット語に由来しており、意味は「光の柱」「光の壁」「翡翠の杖」「蓮の剣」です。」

「インドでは、リンガムはシヴァ神の明晰さの表現として崇拝されており、私たちの創造的なエネルギーと創造力を象徴しています。」

「インドにおけるリンガムの代表的なものは、ナラダ川で発見されたツートンカラーの石です。石の形は男性のエネルギーを象徴し、赤茶色の部分は女性のエネルギーを象徴しています。」

「この石を身につけたり瞑想したりすると、男性の潜在能力と愛の力を強化すると言われています。」

「チベットにおいてリンガムは神の持つ金剛杵(仏具)です。金剛杵はダイヤモンドのように純粋で硬く、損傷を受けることなくすべての物質を切り裂くことができるとされています。」

「金剛杵は、粘り強さ、決意、創造性、と同一視されています。古代の人々の間では、リンガム(ペニス)が硬くなる能力は何か魔法のようなものとみなされていました。」

「ニュージーランドのマオリ族において、魔法使いは呪文を使うときにリンガムに手を置いて超自然的な力を与えました。また、聖典には、誓いの厳粛さを表現するために、誓いの際にリンガム(睾丸)に手を置く習慣があることが記されています。この習慣は今日でもモロッコの一部の地域で見られます。」

「多くの伝統では、神の男性的な側面が私たちの不変性と永遠性とを結びつけていると考えられています。」

「中国の道教(三大宗教(三教と言い、儒教・仏教・道教を指す)では、リンガムは「翡翠の棒や真紅の鳥」と呼ばれています。」

「この文化では、リンガムやヨニは癒しの道具として、タッチ、ケアと愛を必要とする重要な部分として捉えられていました。」

「道教の教えに触発され、リンガムマッサージが開発されました。
それは癒しであり精力を与える最も深い内部の経験の一つです。」

「リンガムは男の魔法の杖です。しかし、それは植物やペットのように、愛情のこもったケアを必要とし、そうでなければ衰弱します。」

「私たちがリンガムを敬意を持って触れれば、それは私たちに新しい愛と創造性の形を教えてくれるでしょう。」

「私たち(西洋)の文化では、リンガムはしばしば推力や満足感を得るための器官としてしか使用されず、愛されてはいませんでした。」

「教会の教義の影響でセクシュアリティは大きく切り下げられ、それに伴い女性は秘密の知識の担い手として扱われるようになりました。」

「彼らはオルガズムに固定されたリンガムだけを必要としていました。女性はリンガムに相応しい愛を示すのではなく、しばしばリンガムを恐れていました。」


参考図書:Lingam-Massage (著) Jürgen Becker, Michaela Riedl

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