自己を開放し拡張する-リンガムマッサージの意義(続き)-

前回、著者からのメッセージから「リンガムマッサージとはなんぞや」を読み解くことを試みました。

メッセージに続く「イントロダクション」にも、リンガムマッサージへの理解のヒントになることがたくさん含まれていいるように思ったので抜粋してみますね。

イントロダクション抜粋


「ペニスという単語には崇拝の意味が含まれていませんが、リンガムという言葉は、歴史的には崇拝、尊敬、感謝、愛情を含んでいます。」

「”リンガムマッサージ “は、もちろんそれが性的なものであっても、神聖で癒しの行為です。それは、最初は私たちにとって奇妙に見えたり、普通ではないと思われるかもしれませんが、リンガムへの愛情と無意識のケアを表現しています。」

「優しさと受容に満ちたリンガムは、非常に差別化されたタッチで称えられ、いたわられます。それによって男性は自分の男らしさを強化し、自己発見することもあります。」

「リンガムマッサージの受け手が若いか高齢か、強いか弱いか、性的に経験豊富か未熟かは関係ありません。重要なのは、この新しい性的領域に従事し、それを意識的に感じる意欲です。」

「性的な意識は自己受容から始まり、つまり、あるがままの自分を受け入れる意志を持つことから始まります。」

「自分の男らしさ、自由さ、外部からの刺激からの自立、そして本当の愛の能力を発見するのです。」

「彼の男性性との意識的な接触により、男は母の息子やマッチョになることなく、女性への橋を構築することができます。彼はもはや女性の感情や誘惑のスキルから自分自身をブロックしたり、保護する必要はありません。代わりに、彼は愛情を持ち、おそらく女性と貪欲に接触することができます。

「私たちは皆、幸せになりたいと思っています。それが私たちを深く人間らしくさせ、皆を結びつけています。リンガムマッサージは、その一歩を踏み出すものです。」


著者たちのメッセージ、イントロダクションから、ものすごくざっくりした解釈をすると「リンガムマッサージは自己を開放し拡張するもの」であるということのようです。

参考図書:Lingam-Massage (著) Jürgen Becker, Michaela Riedl

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