カルサイネイザン研修タイ旅行記2016/02 -12最後までお約束遂行-

Sクララウンジのフリードリンクもそろそろ飽きてきた頃、いよいよ出発の時間が近づいてきました。

22:15発予定のJ社便でいよいよ帰国です。

21:45頃に搭乗ゲートで待機しましたが、なんだか遅れているようです。

え?B社みたいじゃん、と思いましたが、今回の移動はこのJ社便が最後。

乗り継ぎもないことですし、飛行機のDelayedは珍しくないものなのだろうと寛容な気持で待っていました。

22:15発なのに搭乗案内が無く、30分経っても搭乗手続きが始まる気配すらありません。

機内トラブル対応とのことです。

一体なにがあったんでしょうか。

さらに30分待ったところでアナウンスがありました。

それによると、トラブル発生は貨物室、修理対応していたが諦めた、安全には支障ないがお客様の荷物(カウンターで預けたやつ)は載せられないので人だけ載せて羽田まで飛ぶ、荷物は明日朝バンコク発のJ社便で送る、羽田でJ社係員がお客様おひとりずつに荷物の受け渡しについて相談させていただく、納得してくれる人については今から搭乗案内する、とのことです。

後はJ社だからなにもかも安心と思っていたら、ここにきてまさかの展開。

不幸中の幸いはJ社便なのでアナウンスが日本語でなされたことです。

このトラブルがB社で英語でパパパパとまくしたてられていたらと思うとゾッとします。
グラビでB社の遅延にハラハラさせられましたが、今回のこれに比べたらかわいいものでした。

荷物が私の手元に届くのは翌々日。

こういう時に限ってレンタルWifiが入ったバックパックを機内持ち込みにせずカウンターに預けてしまっています。

裏目に出ました。

安全に支障はないとのことで、飛行機は2時間ぐらい遅れてバンコクを出発。

J社からの「お前の旅にふさわしいフィナーレをご用意さしあげましたよ」的な負のプレゼントを味わいつつ、眠りにつきました。

そして羽田着。

機内には地上係員の方々があまやりたおしながら客席を回っておられました。

なかには「おい!」と声をあらげて係員を呼びつけるご主人がいらっしゃいました。

私はこういう人がとても苦手です。

クラビの時同様、このご主人の奥さんに若い男ができてある日突然捨てられて途方にくれますように、と激しく祈りました。

私は私で係員の方を捕まえて今日返さなくてはならないレンタルWi-Fiの件を相談したら、「それは免責事項です」と言い放たれたので、さすがにそりゃねぇだろうと「私には何の責任もないことで私が支払わされるのはおかしくないですか」と思い切って主張してみました。

すると係員の方が上司になにやら相談して「どういう形になるかはまだわからないけれども、この件について何らかの料金が発生した場合はJ社が負担します」と言っていただき、連絡先もメモでいただけましたので、納得して飛行機を降りました。

レンタルWifiの本体は持ち込み荷物に入れてあったのでダメ元でそれだけまず返却させてもらえないかと伺ったところ、本体あるなら延滞料発生しないですよとのこと。

ケースはバックパックの中ですが、バックパックが日本に届いた時点でJ社の方に収納部分を開け、ケースを取り出して羽田の返却ポストに入れてもらうことにしました。

これですべて解決です。

結局私の手間は最小限度にとどまりました。

さすがJ社。

リムジンバスのチケットを紛失して探し歩いたらコンビニのレジ前で落としていたりというささやかな事件が発生しましたが、基本的には無事自宅に帰り着きました。

翌日バックパックはレンタルWifiのケースが取り出された状態で自宅に届きました。

収納部分にはおてんば用品も入っていましたので見られちゃったかもしれませんが、それもまた良しです。

いろんなことがありましたが、これで私のタイ研修旅行は終わりました。

ブログ越しに私の一喜一憂を見守ってくださったみなさん、ありがとうございました。

ただいま!

テキストのコピーはできません。
タイトルとURLをコピーしました