インターネットに繋がらなくなりました。
Wifiでは繋がるので機器の問題ではなくSIMカードの問題だと判断し、購入した怪しげな店ではなく、まだ繋がるときに調べておいた、空港近くにあるキャリアの直営店へ行ってみました。
おぼつかない英語で「1000パーツ払った。30日間。12GB。フリー。繋がらない。」とパズルのパーツのようにコマ切れの情報しか伝えられなかったのですが、しっかり眉を描ききっている担当嬢が首をかしげながらなんとか設定。
「ほれ使えるようになったよッ、情弱」的に渡され、繋がったので良かったと宿に帰ってから何気なくキャリアからのメールを見てみるとタイ語の中に「2GB30days」という記述が。
これは、多分違うよね、買ったプランと違うよね、すごく損させられてね?でもキャリアの直営店がそんなひどいことするはずないよね、この2GBってのはなんか自分が把握してないものがあってその値なんじゃないかなぁ、と自分を納得させる方向で随分頑張りましたが、「んなわけね。ここタイだし」と勇気を出して、今度は買った、おばちゃんのいる怪しげなショップへ行ってみました。
恐らく間違った設定をしたに違いない、あのとき首かしげまくってたのがその証拠、と思いながらも性格上強気には出られないので、かなり低姿勢で「日曜。ここで買った。1000バーツ払った。12GB。なぜこのメール2GB」とここでもパーツのみで意思を伝えました。
おばさんは無表情でまた首をかしげながら数字を押したりどこかに電話をかけたりした後に「できたよ」とiPhoneを返してきました。
今度はタイ語の中に12GB30daysという記述が見られます。
今度こそ大丈夫そうです。
キャリア直営店の眉女は彼氏が他に女を作ってひどい別れ方をしてほしいと思うと同時に、このおばさんは帰り道に素敵な殿方と恋に落ちますようにと祈りそうになりましたが、もともとこのババアが設定をミスってこんな面倒くさい手続きを取らされたのですから、やっぱりおばさんも少しひどい目にあって欲しいです。