大失態

タイから帰国して3日後のことです。

いつも通っている接骨院で教えてもらった釜飯屋さんでランチして、「おいしかったけどまだなんか食えるなぁ」状態だったので、店に戻る途中にあるシャトレーゼで1000円分のお菓子買って帰り、部屋でペロリ完食したところ、一気に糖分を摂取したせいか、タイの疲れが出たのか、ちょっと体を横たえたくなったので14:00ごろにマットにうつ伏せになっていました。

しばらくして、突然誰かに体を揺すられました。

部屋にはわたしひとりのはずです。

「ヒッ!!!」と驚き飛び起きたら、そこに立っていたのは16:00にご予約くださっているお客様でした。

時計をみると16:00すぎ。

ちょっとだけとウトウトしていたつもりが爆睡していたようです。

お客様曰く、「インターホン押しても反応がない。鍵は空いているので部屋には居ると思って入り、玄関から声をかけたけど反応がない。でもなんだか人の気配はするので部屋に入ってみたら、JKがうつ伏せで倒れていて、もう一度声をかけたけど反応がなく、微動だにしていないから「生きて・・・る?」と恐る恐る体をゆすってみた」とのことでした。

インターホンは訪問販売対策としてお客様ご来店時間以外は切っており、さらにこのときはイヤホンで音楽を聞いていましたので、全く気づけませんでした。

普段お客様をお迎えするときにはきちんとした状態の部屋を演出しているのですが、このときはクローゼットの扉は開けっ放しで布やらクッションやらが丸見え、テーブルには食い散らかしたシャトレーゼの空袋群。

このお客様は遠方からいらした方で、私がタイから帰ってくるのにわざわざ合わせて予約をいれてくださっていたリピーターの方で、心から申し訳なく思い謝罪するも、とにかく動揺しまくって「ほんとごめん」とタメ口がでる始末。

ですがこのお客様は「大丈夫ですよ」と笑って許してくださっただけでなく、帰国後急遽メニューに加えた「クンニースタイルのカルサイネイザン」のコースにご変更してくださったりで、ほんとうに寛容な方で救われました。

今度からはちゃんとアラームをセットしてお昼寝します。
っていうか眠くなるほどの大量のお菓子を一気食いしないように気をつけます。

テキストのコピーはできません。
タイトルとURLをコピーしました