なぜ女性にもオルガスムが存在するのか-オルガスムの謎-

当店は睾丸マッサージ(ジャップカサイ)専門のタイマッサージ店で男性専用プライベートサロンですが、「なぜペニスはそんな形をしているのか」にあった「女性のオルガスムの謎」の章が、「女性にオルガスムがあることのなにが謎なん?」と思いながら読み進めると「なるほどなぜあるのかが謎だ」と思って興味深かったので紹介させていただきます。


心理学者シンディ・メストンにおると女性のオルガスムの定義は次のとおり。
・変化する一過性の強い快感であり、変性した意識状態を引き起こす。
・通常は膣周囲の横紋筋の不随意で律動的な収縮で始まる。
・それと同時に子宮や肛門の収縮や筋緊張を伴うことが多い。
・一般的には幸福感と充足感がもたらされる。

女性のオルガスムの「適応的機能」についてはいまだに激しい議論がある。
生殖においてオルガスムは射精のために男性には必要なものであるが、女性には必ずしも必要なものではないからである。
ではなぜ女性にもオルガスムが存在するのか。

1979年、人類学者ドナルド・サイモンズは、胚発生の初期には男女は同一の基本的ボディプランを共有していることを指摘。
女性のクリトリスは、男性のペニスになった部分であることにより「たまたま」進化によって快感のために形成され、幸せなことにそれが性的に成熟した女性においてはときに副産物としてオルガスムをもたらすのと主張。

理論家スティーブン・ジェイ・グールドは、女性のオルガスムは、男性の乳首が性感帯になる場合があるのと同様のものであると考えたようだ。

しかし近年においては他の研究者が、女性のオルガスムは適応的機能もっていると考え既存の「副産物説」を疑問視し始めている。


当店は男性専門店なので女性のオルガスムについては全く知るところではありませんが、前立腺マッサージの際に冒頭のオルガスムの定義のような現象が発生することがあります。
それが発生するお客様は少数ですが、実際にいらっしゃいます。

初めてううーっとのけぞってはぐったりするを20回ぐらい繰り返されるのを見たときには戸惑い驚きましたが、しばらくして「勃起も射精もないけど確実にイッてらっしゃるのだ」と理解しました。

ちなみにその方は「前立腺マッサージに興味があって歌舞伎町などの風俗店に通いまくった」とおっしゃってたのでお身体の下ごしらえがされていた状態だったのかもしれませんね。

そのお客様にとって、定義の最後の「一般的には幸福感と充足感がもたらされる。」がどうだったかわかりません。

なぜなら施術後シャワールームに移動したいただく際に介助が必要なほどぐったりなさっておられたからです。

参考図書:なぜペニスはそんな形なのか ジェシー・ベリング 著 鈴木 光太郎

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