最近、複数のお客様から
「精液を飛ばすにはどうしたらよいか」
というご相談をいただきました。
これまでは
「精液の量が多いこと」
「骨盤底筋を鍛えること」
「精液のほとんどは水分なので、水分をしっかり取ることをおすすめします」
とお答えしてきました。
ただ、あらためて調べてみると、
どうやら問題のポイントは「量」ではなく「達成感」にありそうだ、ということに気づきました。
これは私にとっても、今までにない視点でした。
そこで今回、過去に扱ってきた精液量の話題も含めて、あらためて整理してみたいと思います。
「飛ばす」という現象について
射精の勢いは、主に次の要素に影響されます。
- 射精反射の強さ(神経)
- 骨盤底筋の収縮タイミング
- 前立腺・精嚢の収縮の協調
つまり、精液を遠くに飛ばすために重要なのは、
精液の量そのものよりも「射精時の勢い」です。
この勢いは、射精反射と骨盤底筋、前立腺の収縮が
うまく連動することで生まれます。
水分をしっかり取ることは大切ですが、
サプリや特定の食品で、急に飛ぶようになるわけではありません。
では、この
射精反射と骨盤底筋の収縮タイミングを
どう整えればよいのでしょうか。
射精は「自律神経反射」
射精は、自律神経反射によって起こります。
自律神経反射とは、
考えたり頑張ったりしなくても、体が自動的に起こす反応のことです。
心臓が勝手に動く、眠くなったら眠くなる、くしゃみが出る。
これらと同じ仕組みです。
勃起や射精も、この反射のひとつで、
意識的にコントロールしようとすると、かえって起こりにくくなる
という特徴があります。
骨盤底筋も、
「自分でギュッと締める筋」ではなく、
反射的に収縮する筋として働きます。
過度な緊張や息止め、焦りは、
交感神経の過剰な働きや、射精反射の協調不全につながりやすくなります。
「飛ばしたい」の背景にあるもの
お客様のお話を伺っていると、
「飛ばしたい」という言葉は、
- たくさん出ている感覚がほしい
- しっかり射精できたという実感がほしい
- 男としての手応えを感じたい
といった、心理的欲求の言い換えであることが多いと感じます。
射精時の快感の強さは、
精液量そのものよりも、
- 射精反射の明確さ
- 身体全体の連動感
- 「出し切った」という主観的な認識
に強く左右されます。
「遠くに飛んだ」「勢いがあった」という体験は、
脳内で成功体験として処理されやすいのです。
男性はとくに、
「量」や「勢い」といった見た目を、
自己評価の指標にしやすい傾向があります。
これは文化的・社会的な影響も大きいでしょう。
「飛ばしたい」という言葉の背景には、
- 最近、量が減った気がする
- 射精が弱くなった気がする
- 年齢への不安
- 男性性への自信の低下
といった感覚が隠れていることも少なくありません。
ポイントは「達成感」
多くの方が言う「飛ばしたい」は、
実際には量や勢いそのものよりも、
- しっかり射精できた
- 男らしさを感じられた
という達成感を求めているのだと思います。
そのために大切なのは、
体の反応を邪魔しないことです。
達成感を得やすくするために、
次のポイントを意識してみるとよいかもしれません。
1.射精の瞬間に頑張らない
出す瞬間に力を入れすぎると、
体の反射がかえって乱れやすくなります。
2.呼吸を止めない
息を止めず、吐く呼吸が続いているほうが、
射精の感覚ははっきりしやすくなります。
今日からのオナニーで、
こうした視点を取り入れてみてほしいです。
そしてその体験談を聞かせていただけたら嬉しいです。