ご存知のように、テストステロン(男性ホルモン)の低下は性機能不全などを引き起こします。
ネットをなにげなく徘徊していたら、テストステロン分泌を促進させる食材はなにか、を調べた研究をみつけました。
その研究によると、穀物類の中でテストステロン分泌促進活性を示す食品素材は「玄米」だそうです。
さらに、試験したところ、玄米に含まれる「α-トコトリエノール(α-T3)」がテストステロン分泌促進活性を示すことを確認したとのことです。
「α-トコトリエノール」はビタミンEの一種です。
ビタミンEが不足すると生殖機能が衰えますが、「α-トコトリエノール」がキーなのかもしれませんね。
ビタミンEには「トコトリエノール」のほかに「トコフェロール」があります。
「トコトリエノール」は天然の食材には含まれていますが、ビタミンEサプリメントで摂取できるのは「トコフェロール」であって「トコトリエノール」ではないそうです。
また、ググって表示されるビタミンEを多く含む食品群は「トコトリエノール」ではなく「トコフェロール」の含有量で計算されているそうです。
これは「日本人の食事摂取基準(2020年版)」が、ビタミンEの摂取基準を「α-トコフェロール」を指標にして算出されているからです。
ビタミンE は植物の脂質部分に含まれているため、「α-トコトリエノール」については調理油が最も優れた供給源らしく、その中でも「パーム油」が「α-トコトリエノール」を多く含むという情報がありました。
名前は聞いたことあるけどスーパーの油売り場ではみたことがない「パーム油」なので調べてみると、わたしたちが意識しないところで多くつかわれていました。
植物油
植物油脂
ショートニング
マーガリン
グリセリン
界面活性剤
なんか・・・
健康に意識高い人たちが目くじらたてるやつが並んでいて怯みます。
ただ、「パーム油は肥満の人や、体脂肪が気になる人に薦められます」という情報もあるので、一概に悪者というわけではなさそうです。
パーム油はパテチや菓子パン、カップ麺を食ってるとステルスで摂取できているようなので、とりあえずは、「テストステロン分泌促進を期待して白米を玄米に変えてみる」ってのでいいかもしれませんね。
参考URL
https://www.agr.hokudai.ac.jp/gs/master/2019/19020300.pdf
https://www.mcsg.co.jp/kentatsu/health-care/11513
https://ethicame.com/shop/information/palmoil
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO80488810U4A201C1000000/?page=2