「リンガムマッサージ」の筆者は良好な勃起の達成のためには、リンガムのエネルギーの流れが大切だと主張しています。
エネルギーの流れと言われてもキョトンとなさる方の方が多いのではないかと思います。
瞑想やヨガに参加すると、「体内でエネルギーを循環させる」「エネルギーの流れを感じる」というワードがよく出てきます。
それは往々にして深い呼吸によって導かれるとされています。
例えば、エネルギーを体内に回す、といったときに、頭頂部から息を吸って、それをへその下にある「丹田」という部分に向かわせて、吐くときに体の中をグルグル回す、といったように。
もちろん空気は肺にしか入らないのですが、呼吸をエネルギーと捉え、その流れをイメージするわけです。
筆者は運動や意識的な呼吸を通して「リンガムにエネルギーを流す」ということを言っているのだと思われます。
運動により酸素がリンガムに供給され、弾力性を維持することができるというわけです。
では紹介してみますね。
・呼吸トレーニング
骨盤底、睾丸、ペニスにターゲットを絞ったリラックスした呼吸を行います。
これについて、性的刺激を受けている最中、あるいはマスターベーションの最中のついでにできるいい方法をみつけましたが、テキストでお伝えするのが難しいので、もし興味がある方がいらしたらご来店時にお伝えしますね。
・スポーツ、ダンス
スキー(骨盤循環を促進)、テニス(刺激に反応する能力を促進)、サルサダンス(血液循環を促進。股関節周辺の筋肉を鍛える)
・骨盤底トレーニング
血液流入領域の循環を促進し、リンガムの勃起能力を高めます。
・足湯(温冷交互浴)
・マシントレーニング
レッグプレス、腹筋トレーニングなど。
AV男優さんからの精力アップアドバイスに「スクワット」がよく出てきますね。
・インラインスケート
骨盤領域の血液循環を改善します。
・トランポリンジャンプ
約15分間、血管壁が鍛えられます。
・ヨガ
コブラのような運動は、血液循環を促進するだけでなく、全身の弾力性も促進します。
・湯船の中でのリンガムセルフマッサージ
たくさんありますね。
このうち、「骨盤底トレーニング」と「湯船の中でのリンガムセルフマッサージ」について、次回書いてみようと思っています。
参考図書:Lingam-Massage (著) Jürgen Becker, Michaela Riedl