成田付近は雪が残っていました。
機内で日本未公開の映画二本ほどみてうたた寝していたらクアラルンプールに着きました。
今回の旅行の目的は「睾丸マッサージ(ジャップカサイ)の新しいテクニックの習得」と「ショップで睾丸マッサージ(ジャップカサイ)を受ける」ですが、私は海外旅行する際ささやかなチャレンジを試みることにしています
今回のチャレンジは「UBER使ってみる」「フリーWi-Fiだけでなんとかしてみる」です。
UBERは平たくいうと白タク手配アプリ。
タクシーより安く、支払いはあらかじめ設定しておいたクレジットカード決済、なによりアプリ上で設定した目的地は運転者と共有できるので会話すら不要で乗り込んで降りるだけ、という便利なものらしいのですが、日本ではタクシー業界の猛反対で本来の使い方ができません。
これを活用してみることをひとつのチャレンジとしました。
そしてフリーwifi。
私がタイで出会った日本人バックパッカーたちは節約のため通信はフリーwifiを使っています。
私はiphone依存の生活なのでいつもだと現地SIMを調達するのですが、もしかしたらフリーwifiでも十分じゃないのか、ということで今回チャレンジしてみることにしました。
さて、まずは出国。
っていうか空港でけぇ!
サテライトから本館まで移動する電車がある!
と驚きながら入国ゲートへ。
人多すぎ。
1時間かかってやっと入国。
さて、今日は空港内にあるカプセルホテル泊です。
早速フリーwifiの出番です。
「さあ!ホテルはどこにあるのか私に示してみよ!」
とフリーWi-Fi探しましたがひっかかりゃしない。
クアルランプール空港はWi-Fi天国って聞いていたのに。
どうやら確かに空港内はフリーWi-Fiばっちりでしが、どうやら搭乗ゲートを出て商業エリアになると各店の提供するフリーWi-Fiをつかまえなければならないようです。
バックパッカーはフリーWi-Fiだけでやりくりしていると聞きましたが、どんなけ達人やねんと改めて感心させられました。
肩の荷物食い込んでくるしクアラルンプールちょっとでも観光したいしっていうかホテルマジどこかわからんとしょっぱなからプチピンチ。
30分ほどさまよったところでギブアップ。
セキュリティのおじさんやお兄さん3人ほどに「カプセルホテルはどこ?」と聞いてやっと辿りつきました。
最初からそうすればよかった、ムキになってフリーWi-Fiにこだわらずに。
「マレーシア人なんかイケメン多くね?」と親切にされて過大評価したのかマレーシア人の印象むやみにアップ。
ホテル、といってもカプセルですが、荷をおろし、簡単に着替えて時計を見ると21:30。
予定では「17:00着だし19:00には空港から市内に出て夜景をみたり大人のおとこのこの遊び場へ行く」という段取りだったのに、入国とフリーWi-Fiとホテル探しに手間取り、なにより時差ってのを忘れていました。
空港から市内まではエアポートエクスプレスを使っても40分弱かかります。
明日は昼の便でバンコクへ発つので市内へ出る余裕はありません。
帰国日はランカゥイ島からクアラルンプールに到着して3時間後には帰国便に乗るというスケジュールなので市内に出られません。
せっかくマレーシアにいるのに空港しか知らずにいるなんてもったいない。
夜景と大人のおとこのこの遊び場両方は無理だけどどちらかだけでも!と数秒葛藤して大人おとこのこの遊び場に行くことに。
数カ所あるところからKLセントラル駅とうい駅から徒步5分のところにあるところを目指してホテルを出ました。
もっと詳しい情報を得ようとしたらフリーWi-Fiが見つからない。
駅まで行くとショッピングモールのカウンターがあったので案内嬢に「フリーwifiが必要なんです」とすがったら、渡したiphoneをちょちょっと弄ってハイと渡され、みるとショッピングモールのフリーwifiとつながっていました。
「ありゃ簡単やってんね。なんかごめんなさいね。」とお礼を行ったら「いいってことよ」的に親指立て。
マレーシア人クール。
エキスプレス車内のフリーwifiはいろんなことを登録しなければならなくて面倒でしたが、言っていられないのでせっせと登録。
遊び場の場所をgoogleマップで確認しているうちにKLセントラル駅着。
時間は22:00。
終電を考えると滞在可能時間は60分です。
駅に出るとフリーwifiなんかみつからず、GPS依存体質となっている私はまたプチパニック。
ざっくりした地図は車内で頭に入れたものの、自分が今北むいているのか南むいているのかもわかりません。
途中から、Wi-Fi探すより人に聞く方が早い、と悟って現地の人を捕まえて聞きまくりましたが、どの方もとても親切。
空港と駅周辺を歩いただけですが、人も空気感も、日本が失ってしまったゆとりや余裕がそこかしこになんとなく感じられて心地がよいです。
やばい、マレーシアなんだか好きになりそう。
さて、最終的に遊び場にたどり着けましたがとドアを開けると「今日もう終わりだよ」と一蹴。
往復約3000円つかって空港と駅を往復しただけのクアラルンプール観光終了。
こんな感じで旅行の幕が開きました。