空港のカプセルホテルは、他の方のいびきはともかく、カプセルコンテナの上に通路でもあるのか、カートを引くゴーという音が夜通し発生してその都度目が覚めてよく眠れず、結局8:00に起きました。
今日のバンコク行きのフライトのために空港にいなければならないのが12:00。
早起きは3文の得。
これは観光できるんじゃね?
と思い立ち、空港からエクスプレスに乗ってKLセントラル駅へ再び。
あちこち回るのは無理なので、「KLタワー」という、クアラルンプールを野外展望台から見渡せるタワーに決め打ちすることにしました。
そして時間の都合でタクシーを使うことに。
本当はuberデビューしたかったんですけれども、フリーwifi拾って繋げている環境下での利用は想定されていないようなので断念しました。
エクスプレスを下車したところにタクシーカウンターがあったので、そのでKLタワーに行きたい、というと、なぜか料金とは別の2リンギニット(約60円)徴収されてから、タクシーへ。
セントラル駅からKLタワーまで約25リンギニット。
一番の人気観光スポットであるペトロナスツインタワーは車窓から雑にすませました。
さてKLタワー。
展望台エレベーターを降りた際に、2階で買ったチケットを渡さなくてはならないのですが、手に持ってないことに気づきました。
あちこちのポケットをまさぐりながら途方にくれていましたところ、受付の若いお兄さんが財布に溢れるレシートやカバンの中まで一緒に見てくれて、無造作に仕舞ったパンフレットに挟んでいたところを無事発見。
マレーシア人親切。
好きになっちゃう。
やばい。
それにしても、そんなところにいつ入れたのか、3分前の行動を覚えていないことに慄然としました。
私の「一人歩き」が「徘徊」という言葉に変わる日も近いのかもしれません。
眺望は聞きしに勝る素晴らしさ。
そして、ここの名物である、飛び出したガラスの部屋。
家族づれがキャーキャーと存分に恐怖を味わっていましたが、わたしはひとりなので、恐怖を心に封じ込めて淡々とシャッターを切りました。
写真をバチャパチャ撮ったら速攻撤収です。
帰り、KLタワーにもタクシーカウンターがあったのでJLセントラル駅までお願いしたところ40リンギット。
なぜ交渉しなかったかというと、来たときの料金を瞬時に思い出せなかったから。
空港に戻り、クアラルンプールを発ち、タイのドンムアン空港着。
入国ゲートを出てまず向かったのはSIM売り場。
早々にフリーwifiの旅頓挫。
制限エリアを出たところにSIMを販売する各社がカウンターを出してます。
ここで7日間有効のツーリストSIMを入手します。
前回利用したtrue moveという会社のSIMを買おうと思っていたのにAISという会社のカウンター外で呼び込みしているババアに捕まりました。
まぁここでもいいかと支払う段になってキャッシュオンリーと言われ、「到着したばかりでバーツそんなに持ってないし空港じゃなくて街で両替したいから他の会社で買う」と引き上げようとしたら「日本円でいい」と言ってきました。
レートを聞いたら2.6円。
その時のバーツは3.4円だったので、あわてて「日本円で!」と商談をまとめました。
タイ国内で電話でやりとりすることなどないから音声はつけず、7日間データつなぎ放題通信速度青天井で900円。
こりゃいいや。
ツーリストSIMも仕込み終わってもう無敵です。
どこにでもいけます。
もう戸惑ったりしません。
さて、ドンムアン空港には市内まで便利に利用できる電車がないので、みなさんバスかタクシーで移動します。
さあ、ここでいよいよUberデビューです。
Uberアプリを開いて現在地と目的地を入力。
周辺をうろうろしている車からそこに行ってくれる車が表示されるので選ぶだけ。
懸念は、「相手はどうやって俺を見つけるんだろう」だったのですが、画面右下に車のナンバーが書かれてあるので簡単に見つけられました。
行き先を説明をする会話も必要なくめちゃくちゃ便利。
途中、なんだか地図より大回りし始めたので「道ちがくね」と不信を伝えたところ、タイ語でなにか言ってきました。
意味はわかりませんがご機嫌を損ねたようです。
ちょっと不安な気持ちになりましたが、空港から市内への真っ直ぐな道はすごく混んでいるから迂回してくれたようだと察して、それを伝えたら「そうそう」的なことを言って嬉しそうに笑ってくれたので一安心です。
降りる時簡単にお礼を言って終了。
めっちゃ簡単、めっちゃ便利。
そして経験値がまたひとつ上がって嬉しいです。
宿で荷をおいたら、レッスン終了時にいただく修了証用の写真を撮りにいかなければなりません。
日本だとそこかしこに証明写真BOXがありますがタイにはそんなものありません。
インターネットで在タイ日本人の方のブログに「プロンポン駅にショッピングモールのビックカメラで撮ることができる」という情報を発見したので行きました。
プロンポン駅は開業前にタイマッサージのレッスンを受けた学校があるところで、思い出深い場所です。
ワットポースクンビット校といいますが、そこはタイマッサージ店も併設されています。
ワットポーにあるマッサージ店より技術が高いのでおすすめですよ。
さて、ビックカメラへいきましたが、証明写真を撮って欲しいということをわかってもらうまで5分ぐらいかかりました。
最終的にはわかってもらえて店内にあるスタジオでスタッフのおねえさんに撮影してもらうことに。
ものすごい雑に照明をセットして速攻バシャバシャ撮られました。
仕上がった写真をカットしながらお姉さんがなんだか首をかしげています。
なにが気に入らなかったのか「またそこに座れ」とスタジオの椅子に座らされました。
今度は照明をああかこうかといじり始めたので、照明加減が気に入らなかったので撮り直すんだなとわかりました。
プリントされたのは写真が6つ入っている印画紙2枚。
わたしが必要な写真は5枚だったので、1枚でいいよと何度もいったのにダメだの一点張りでカットされた12枚の写真を手に店をでました。
なんでダメだったのか。
さきほど書いた母校併設のマッサージ店で120分のタイマッサージを受けて宿に戻りました。
明日からレッスンだし早めに寝ようと思いながらiphoneをいじっていると、宿から徒步3分のところにおとなのおとこのこの遊び場が!
明日からレッスンですが、下見だけ。
下見だけ。