乗る便の搭乗口へたどり着くと既に搭乗が始まっていました。
空調がガンガン効いているタイの空港の中で脂汗と冷や汗を垂れ流しながらなんとか搭乗。
ハジャイ空港から市内への移動はタクシーで300バーツ、ミニバスで100バーツだそうですが、ネットで調べたところ、空港ソンテオだと30バーツでタクシーの1/10という情報が。
これは利用しない手はありません。
ブログ主の方が「旅行者はまず分からない」と書いてましたが納得。
空港内では全くインフォメーション無し。
停留所にも看板なし。
なるほど、これは無理。
いまさらですがインターネットで情報が得られる今の時代は本当にありがたいと思いました。
そしてバス停では犬がちんこをなめていました。
やってきたソンテオは先客で席がいっぱい。
30分間ソンテオで立ちっぱなしはつらいので「座りたいから次のを待つ」と運転手に伝えたら、先客を無理やり詰めさせて私の席を作ってくれました。
商売上のことだとは思うけれども親切。
詰めてくださったみなさんありがとうとごめんなさい。
30分程でハジャイ市内に着きました。
宿へ行く途中、明日リペ島へ行くためのフェリーとそこまでのミニバスを、事前に調べておいたキャセイゲストハウスで確保しました。
ハジャイはマレーシアのとなりなのでイスラムの人も町にも大勢いるようです。
町の雰囲気もチェンマイやバンコクとはちょっと違います。
チェックインの時に「明日あなたはリペ島へ行く。朝ピックアップが来るから宿の前で待て」と言われて驚きました。
なぜ明日の俺の予定を知っているのか。
聞くと、キャセイゲストハウスから電話があったそうです。
素晴らしい連係。
ハジャイはいい街。
宿にはムスリムのためのお祈りの部屋ってのがありました。
そもそも、今回の旅行は睾丸マッサージ村と言われているハジャイに行って睾丸マッサージを受けてみたい、というところから始まりました。
ハジャイはマレーシアの手前にある都市で、バックパッカーたちがマレーシアに入る前に「軽くヌイていくか」的に滞在するので風俗が盛んになり、ヌキとしての睾丸マッサージの店が多いという説があるようです。
といっても私はおねえちゃんのアレ系の店には興味ありません。
目指すはおばちゃんがガチのやつをやってると聞いた1軒のみです。
店について手元にある情報はだいたいの場所と店の写真だけ。
住所もわかりません。
狭い町だからなんとかなるだろうと歩きまわりましたが、それらしい店がみあたりません。
日も陰ってきて「こらあかん」と思い、露天商のおばさんにダメ元で写真を見せて聞いたところ「ああ、この店ね。そこはクローズしたよ」っだって。
何しにきたのか、ハジャイに。