以前の研修旅行記で紹介したことがある、阿鼻叫喚マッサージのジョー氏のレッスンを受講しています。
ジョー氏のマッサージは阿鼻叫喚ですが、教えているマッサージは強めだけど阿鼻叫喚とまではいかないので、取り入れることはギリ可能レベルです。
ハイシーズンに行くと予約が取りづらく、今年2月に顔を見に行ったときも部屋がレッスン生でびっちりでしたが、6月はオフシーズンのせいか、マンツーマンレッスンになりました。
そのせいか、レッスンがゆるいゆるい。
もちろんテキストに沿って一通り教えてくれるし、間違いがあると的確に修正してくれるのでレッスンの中身はしっかりしているのですが、マンツーマンだと一日の分量をすぐ終えてしまうからなのか、めっちゃいい感じでゆるかったんです。
ジョー氏は私のの一つ前のレッスンで生徒のモデルになった際に腰を痛めたそうで、始終つらそうで、レッスン中に見たことのない器具を使って自分でトリートメントしていました。
耳かきのようなこの器具は筋膜リリースするもので、ちまちま皮膚を擦って、引っかかるところが流れを止めている箇所だということで、更にそこをちまちま念入りに擦ります。

これは、色んな部位をセルフマッサージできるクロススティックです。
あまりにもよいので店を教えてもらって購入しました。
450円ぐらい。

ジョー氏は自分でセルフケアするだけでなく、なぜこの部位にアプローチしているかを教えてくれたり、器具の使い方をなぜか俺にレクチャーしてくれて一緒にセルフマッサージしたり、それらを使ってジョー氏の指示する部位を施術してあげたり、ジョー氏の尻や足や腰のツラいところを肘を押してあげたり、その押し方についても良いテクニックを教えてもらったり、逆に私が「肩甲骨の際が痛いんです」と言うとマッサージしてくれたり、ふたりで寝そべってテキストの解剖図のページに「ここのポイントは耳にいいんだよぉ。」「ここのラインは膀胱にいいんだよぉ。」と書き込みしてくれたり、なんか友達の家に来て勉強をおしえてもらっているような有り様で、マッサージのレッスンを受けているのか、マッサージが上手なおっちゃんのところに遊びにきたのかよくわからないことになっており、「タイマッサージ-テクニックコース-」というよりは、「ジョー氏と過ごす朝-タイマッサージレッスン付き-」の様相を呈してきており、大変良かったです。
レッスンは良いのですが、体にボールペンでポイントを書くのやめてほしいです。
こすっても落ちねえんだよ。

ジョー氏はバーム(タイガーバーム的やメンソレータム的なアレ)を施術に使うのですが、レッスンでバームを使い、休憩時間おしっこに行った際股またうっかり玉袋を触ってしまい、レッスン中玉袋がヒリヒリぽかぽかしていました。
でも今度は前と違って、いい成分が体に取り込まれていそうです。
あとなにがいいって猫接待。


かわいすぎてレッスンに集中できない。
そんな私の様をみて、「集中できへんな」と察したのか、ジョー氏は猫が入ってきたら外に連れ出していました。
ここの猫たちは私に寄ってきてくれるので、店のテラスに毎日来るくせに窓をあけた途端にピューと逃げる野良達の教育のために講師として連れて帰りたいぐらいです。
