前の投稿で書いたアクティビティを紹介しますね。
ムアンオーン洞窟
北タイで絶大に崇拝されているシーウィチャという高僧が苦行中に発見した洞窟で、全仏教徒が巡礼できるよう村人にお願いして、階段を作り容易にアクセスできるようにしたところだそうです。
左手の受付で入場料を払うようですが、今回はレッスン料金に含まれているのでチーチャイ氏が手続きをしてくれました。
この写真ではわかりにくいですが、画面中央下部にみえる階段からまずは登っていきます。


階段は結構長くハード。
途中に休憩できる見晴台があって、そこに銅鑼がありました。
チーチャイ氏の義理のお兄さん(信仰深い)は、両手で器用に素早く擦り続けてサウンドを響かせていました。
私もトライしましたがシュルシュル情けない音が出るだけでした。

結構登ったところに入口があります。

今度は「梯子かっ!」ってぐらい急な階段を降りていきます。

まずはここで瞑想をしました。
画面中央下部に食堂の箸入れのようなものが見えると思いますが、その中のお箸状のものがおみくじになっており、出た番号のおみくじの内容は、おみくじマシンの横にボードがあって、そこに書かれてあります。

ここから更に急な階段をかなり下ったところにメインの洞窟があります。

下り切るとそこは広い空間の鍾乳洞でした。
チーチャイ氏は、「自分のエネルギーが低下していると感じたらここに来てエネルギーをチャージしている」と言っており、実際、鍾乳石に触ってなにかを得ているようでした。
巨大な涅槃仏がありました。
どうやって搬入したのか。

石積みがあったので、なにも考えず私も積んできました。
後で「石積みといえば賽の河原じゃん」と思い出して、「積まないほうがよかったのでは?」と不安になり調べてみると、日本では賽の河原で積むものですが、チベット仏教だと賽の河原なんか関係なく、ただ功徳を積むという意味らしいのですこし安心できました。
ここチベットじゃないけど。

そして圧巻の鍾乳石。
画面左端の座って祈っている人物や右側の階段を降りている2人と比べると、この鍾乳穴とこの鍾乳石の巨大さを実感していただけると思います。
鍾乳石は、1cm伸びるのに約100年かかると言われていますが、この大きさになるのにどれだけの歳月が必要なのかと考えると気が遠くなります。

きっとこの鍾乳石にはなんらかの意味が持たらされて参拝者が崇拝していることと思いますが、私は迷うことなく「この形状は紛うことなくリンガ。男根崇拝の対象として祀られているに相違ない」と断じて、勝手に「ちんこ様」と名付けて拝んでおきました。

チーチャイ氏が知ったら怒るかも。