2025/6 台灣タイ研修旅行記-03赤っ恥免税-

さて、つぎはお買い物です。
若干高額の買い物なので免税とやらの手続きをしようと思っています。
人生初免税手続きです。

目指すのはQ Squareというショッピングモールなんですが、今いる場所から台北駅を挟んで向こう側に位置します。

事前に調べたところでは -台北駅から地下通路で直結- とのことだったのでまた地下街に入ります。

繰り返しになりますが、どうやったらたどり着けるかまったくわかんね。

さきほど同様に初上京した人で例えると、JR新宿駅南口から地下街を使って西武新宿駅を目指すレベルの難易度。

今思い返してもなんで辿り着けたのか不思議なぐらい。

さて、どうにか辿り着いたお店に客は私1人で、スタッフはちいかわのハチワレのスマホケースを使ってる細身の若い男の子だけでした。

商品は在庫もあって問題なかったのですが、免税手続きについて、スタッフのおにいさんをものすごい面倒くさい目に合わせてしまいました。 

先述のとおり、私は免税手続きをするのが初めてなので、あらかじめChatGPTにいろいろ質問して準備して臨みました。 

私は免税手続き(お金の受け取り)を空港にあるKIOSK端末で行うことにしていました。

カウンターを使うと事務手数料20%取られるけど、KIOSK端末だと取られないとChatGPTが教えてくれていたからです。

このショッピングモールにおいて、免税については簡単に返金される仕組みがちゃんと構築されているのですが、私としては人が手作業することで20%手数料を取られるのが嫌だから書類だけもらって空港で手続きをしたいので、「書類だけ欲しい」と伝えたのですが、おにいさんは「サービスカウンターで金戻ってくる」の一点張りです。

「私は空港のKIOSK端末を使うことで事務手数料をケチりたいのです」と何度も説明するのですが、そのたびに「サービスカウンターが発行する免税書類に事務手数料と免税額が印字されている。ここのサービスカウンターでも空港でも戻る額は同じ」と返ってきて、なんだか噛み合いません。
最終的に「書類だけ欲しいならサービスカウンターでその旨を言って欲しい」と言われたので、とりあえず指示に従い、そうすることにしました。

KIOSK端末だと事務手数料かからないなんてことまで知ってる人は少ないんだろうと思いました。
私自身、自国の免税の手続きのすべてを知っているわけではないのだし。
っていうか全く知らんし。

なんども押し問答してしまったので、店を出る時おにいさんに「めんどくさい思いさせて本当にごめんなさい」と伝えたら「全然、気にしないで!」と私の姿が見えなくなるまで笑顔で手を振ってくれました。

ああ、いい人。
このおにいさんに原宿ちいかわベーカリーでハチワレのパンをあげて喜ばせたい。

サービスカウンターでも押し問答のあげく、書類だけもらうことには成功しましたが、なーんか自分がおかしな人だと見られている気がしてなりません。

ショップのおにいさんは親切だったけど、「この日本人はなにがしたいのかさっぱり理解できない。けどなんか一生懸命訴えてるからなんとかしてあげよう」感が伝わってきたし、サービスカウンターでも他のスタッフまで巻き込んで3人がかりで対応されたし。

不安になったので、ChatGPTに「KIOSK端末だと事務手数料かからないって回答したよね?事実ベースで再調査して」と再度尋ねてみたところ、「KIOSK端末だろうがカウンターだろうが事務手数料かかる。前の回答間違えてた。ごめんなさい」としれっと回答してきやがりました。

台湾では免税事業を民間に丸投げしているので、人が手作業でやろうがKIOSK端末使おうが、事業者の収入として事務手数料が発生するそうです。
要するに事務手数料ってのはシステム利用料ってことだったのか・・・・。

ひーーーー!!

いやぁぁぁぁ!!

どこで手続きしようとも事務手数料取られるのに「手数料ケチりたいから書類だけ欲しい」と超トンチンカンなことを懸命に主張し続けていたよ、俺。

ハチワレ好きのスタッフのお兄さんに対して申し訳ないやら恥ずかしいやらです。

謝りたいです。

原宿ちいかわベーカリーのハチワレパン持参で。

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