タイで2つのタイマッサージレッスンを受けることにしました。
ここで紹介したことのあるチーチャイとG氏のレッスンです。
前回、長いフライトがとてもつらく感じられたので、次に行くときにはどこかを経由してみようと思っていました。
うまいぐあいに台灣で買っておきたいものがあったので、今回は台灣経由でタイに入ります。
深夜便で台北に移動→空港で一泊→翌日台北で買い物→夜の便でチェンマイに移動、という旅程を組みました。


成田空港で、桃園空港って「ももぞの」じゃなくて「とうえん」と読むことを初めて知り、ひとり耳を真っ赤にしました。
さて今回、初めてPEACHを利用しました。
とても清潔だしスタッフも感じ良いのですが、ドアが閉まってから、横の席がすべて空いていたので窓際に移動したところピューッとスタッフのおねえさんが飛んできて、「座席の移動はご遠慮ください」と丁寧に注意をうけました。

飛行機は、1mも離れていない席への移動さえも断固として許さないという厳格なオペレーションの甲斐あって少し早く台湾時間の0:30ごろに到着できたようです。
深夜着なのでそんなに入国審査に並ぶ人が多かったわけではなかったのですが、私が割り振られた列の係員の方が、几帳面なのかルーキーなのかアレなのか、隣やその隣の窓口が次々と入国者を捌いていくのに対して、一体何が起きてるの?ってぐらい順番が回ってきません。
気がつけば私がほぼ最後の入国者状態。
しかも私については「前の人たちなんだったの?」と思うぐらいのサクサクっぷりで2分ぐらいで終了。
なんだったんだ?と思いながら預け荷物取りに行ったら、すべてのレーンのベルトが停止しています。
そもそも荷物待ちの人がだれもいない。
「預け荷物ピックアップ始まってないの?」「いや、そんなはずはない。何が起きてるの?」と静まり返った荷物受け取りスペースで途方に暮れながらウロウロしていると、あるレーンのベルトの上に私のスーツケースがポツネンと置かれているではありませんか。
こんなことってあるんやな。
こんな珍しい目にあっても一緒に笑う人がいないところが一人旅の唯一の欠点ですね。
到着ロビーを出る前に両替を済ませておこうとATMへ行きました。
今回は日本円を入れているデビッドカードを使って現地通貨を引き出す、というチャレンジをすることにしていました。
で、ATMに並んだのですが、前のひとたちが何故かしらないけど何度も操作をやり直すので、さっきの入国カウンターのように全く列が進みません。
自分の番がまわってきたときに、「これはよっぽど画面変遷が不親切で皆さん戸惑っていたに違いない」と身構えて臨みましたが、普通にスルッと操作を終えて台湾ドル入手。操作時間1分以内。

前のみなさんはなにをそんなに戸惑っていたのか。
さて、今日は空港のカプセルホテルに宿泊して、明日の午前中に台北市内へでかけます。
飛行機は第一ターミナルに到着したのですが、カプセルホテルは第二ターミナルなので移動が必要でした。
桃園空港にはシャトルトレインが走っているとのことなので、乗り場に行ってみました。
モニターには「この時間もやってるよ」と表示されているのに電車の来る気配が全くありません。
あまりにも来ないので不安になりすぎて「これこの時間帯運行してますよって意味だと思ったけどもしかしたら俺が知らない用法があって実は運行してませんよって意味なの?」と自分の英語力を必要以上に疑う始末。

諦めて、歩いて第二ターミナルまで行こうとしたその刹那、大阪弁のお兄ちゃんがスーツケース引きながらやって来て、ホームに入ってくるや否や「もう押しました?」って聞いてきました。
キョトンとしているとおにいさんが、「そんなところにあったのね」と思うような密やかな場所にあったボタンを押すとウィーンと電車がホームに。
モニターを眺めた状態の背中側にあったよ、これ。

おにいさんかっちょいい!っていうかモニターにボタン押せって情報も書いとくれよ。
ところで、どの台湾旅行ガイドを読んでも悠遊カード(Suica的なカード)便利!使え!コンビニで買える!と言っています。
朝すぐに台北駅へ向かいますが、この時間ならコンビニも空いていて私がモタモタしても他のお客様の邪魔になることはないだろうと思ったので、今のうちに買っておくことにしました。
1軒目のコンビニでは売り切れでしたので、別のコンビニを探さねばなりません。
今5階→
3階空港カウンターでコンビニの場所を聞く→
さっきのコンビニと反対側の端の5階にあることが判明→
5階まで行けるエレベータがみつからず探しまわる→
エレベーターやっと見つけて5階のコンビニ着
という有り様だったので30分ぐらい時間を使いました。
コンビニ前には桃園空港のレゴがありましたよ。


こんなもの眺めてたもんだから一層時間食って、ようやくカプセルホテルに着いたのが2:30ごろ。

ちなみに、カプセルホテルではサービスでアルミパックのウーロン茶がもらえたので、ロビーのカウンターに置いてあるポットでコップにお湯を入れてティーバッグを漬けてサクッと飲んでシャワー浴びて寝よう、と思ったのですが、アルミパックがどうも手では千切れない。
やむ無くスタッフに開けて欲しいと頼んだところ、親切にもわざわざお茶セットを用意してくれました。
ティーバッグじゃない、いいやつだった。


すごく美味しかったし、嬉しいサービスで心は温まりましたが、私はサクッと飲んでサクッと寝たかったので、心の中で困り顔。
シャワーを済ませて床についたのが3:00。
諸々要領よく運んでいたら1:00には眠れていたのかもしれませんね。
今回の旅行のオープニングを総括すると「すべての信号で赤にひっかかる」でしょうかね。
トラブルがある方が旅は記憶に残るので、これもまたよしです。