2025/1マレーシア・タイ研修旅行記-11チェンマイ行動記録-マッサージ編-

チェンマイに行くと必ず行くマッサージ店をみなさんに紹介させていただこうと思います。一般のタイマッサージ店とちょっと毛色が違うかもですが、それも特別な思い出になると思いますので、チェンマイに行くことがあったら是非トライしてみてください。

ワット マハーワン

チェンマイについて両替をすませたらまず来るのがここです。ワットはお寺という意味なので、マハーワン寺。私が初めてタイに行ったときに、バンコクで偶然知り合ったチェンマイ在住のセラピストとチェンマイで再開したときに、彼女が連れて行ってくれたところなんですが、当時はお寺の敷地内に設営されたテント(屋根だけで壁がない)で施術を受けました。そよいでくる風を感じ、鳥の鳴き声を聞きながら受けるタイマッサージは得も言えぬ心地よさでした。現在はお寺の建物の中での施術になっておりそれが少し残念です。お寺の敷地内で受けるマッサージは一般のマッサージ店で受けるのとはまた気分が違うので是非体験していただきたいです。ここ数回は「トークセン」コースを受けています。木槌と振動を伝える木の棒で体のセン(経絡のようなもの)を叩いていくトークセンならではの、「コンコン」という澄み渡った心地よい響きも味わっていただきたいです。わらぶき屋根の施設がマッサージの受付です。そこにいるタイ人に「マッサー。マッサー。(トクセン。トクセン。)ワンアワー(1時間の場合)」といえば後はなんとかなります。

ワット マハーワン

Supattra Blind Massage

視覚障害者マッサージの店です。中に入ると「予約しているか?」と聞かれますが、していなくても状況次第で施術を受けることは可能です。事前に店に出向き「◯時に予約したい」と伝えておくと、名前も聞かれずスタッフはメモ的な記録もしないので「大丈夫?」と思うかもしれませんが、その時間に行けばなぜか問題なく施術が受けられます。声を記憶しているのかもしれません。旧市街(堀で囲まれたエリア)にあるためか、基本的に地元の人より外国人観光客が多いですが、どのセラピストにあたってもハズレ無し。基本気持ちいい施術をうけられる店なのですが、数年前に行ったときはガチ施術のおばちゃんにあたり、「イテテ」と思わず言ったら「ノーペイン、ノーヒール!(痛みがない施術は効果がない!)」と一喝されました。「実際のところそうなんだよなぁ」と勉強させていただきました。おばちゃん強気なだけあって、指圧だけではなくバームなんかも使ってくれ、仕事人という感じがして「頼もしいっす」と思った記憶があります。一番上手なのは、恐らく店主と思われる、スポーティーな出で立ちをしている坊主のおじちゃんです。この方は私のカタコトの英語でやりとり可能でした。その人のそばにいって「あなたに施術してもらいたい」と伝えればなんとかなります。お金を扱うスタッフも視覚障害者なのですが、利用者がバックレるのをみたことがありません。それは当然のことではあるのですが、私は「この空間には悪意というものが存在しないのだ」とおおげさに感じてジンとくるのです。

Supattra Blind Massage

Thai Massage Conservation Club

ここも視覚障害者マッサージです。このあたりのマッサージスクールに通っていた頃、校長のおすすめ店だったので行った店です。ここは先程のSupattra Blind Massageと違ってお客さんはタイ人が多いです。こちらも基本どのセラピストさんもポイントが的確でさすがなんですが、強めの人もいるので「痛い」と思ったときは「ジェップ!ジェップ!(痛い!痛い!)と言えばよいです。この店は基本的に英語はほとんど通じないと思ったほうがよいですが、翻訳アプリを使えば全く問題ありません。わたしがこの店でいちばんみなさんに味わってほしいのが受付の男性(昔でいうと高木ブーっぽい)です。スライドドアを空けて店に入ると、たいてい並べた椅子の上に横になってスマホをいじっています。超絶ヤル気ナッシング。基本的に愛想もよくないです。ですが「うっ」と思っても大丈夫。言葉が通じないなと判断したら自ら翻訳アプリを使ってコミュニケーションを取ろうとしてくれて意外に普通。この、日本ではありえない、なのに結果的に問題ない、そんな彼の接客姿勢を体験して、帰国してからも「これぐらいの雑さで仕事しても誰も困らないんだ」と思ってもらいたいです。ちなみにエアコン効きまくりの時があるので寒さに弱い方は羽織るものなり長ズボンで行ったほうがよいかもです。

Thai Massage Conservation Club

Chi Chai Massage

以前から私のまわりのセラピスト仲間の誰もが「とてもよい」というので行ってみた店です。価格設定と店主の英語力から思うに、メインの客層は観光客と思われます。スピリチュアルに傾倒しているセラピスト仲間が言うことには、彼のマッサージはレイキなどスピリチュアルなものを使っている、とのことです。私はスピリチュアルなことについて体が鈍感なのですが、そんなことを抜きにしても、彼の施術は非常にここちよく、いつも施術中は夢と現の間をさまよっているような感覚になります。また暗めの(っていうか本当に暗い)空間も雰囲気がつくられていい感じです。わたしは施術中に流れているシンギングボウルのような音(実際はCD音源が「流れている」のではなく、ぶら下げられているウインドチャイムというものから実際に出ている)がとても気に入って、帰国後JKでも導入したほどです。私のこの店の感想も「とてもよい」です。この店は観光客の間に評判が広がっているので予約必須です。飛び込みで行って受けられることはまずありません。英語が話せる人はチェンマイに着いたらすぐ、あるいは国際電話でタイに行く前に予約しておくことをおすすめします。電話番号はGoogleMapに公開されています。

Chi Chai Massage

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