2025/1マレーシア・タイ研修旅行記-03ペナン島観光中にピンチ到来2-

マレーシアは春節で正月休みのタイミングです。
先生は正月休みに入る前に確認しようとおもってレッスン日確認のメールを送ったのでしょう。


あわてて、「すみません私のミスです!1月30日のことでした。もうマレーシアに着いています!」と返しましたが返信が来ません。

先生、正月休みでどっか行ってんじゃね?
MANFOODマッサージ研修を受けられなかったらただマレーシア観光にきたことになっちゃう。
どうしよう、と焦りながらも、南国の明るさと春節の賑やかさで浮かれてちょっとおかしくなっており、「まあジタバタしてもしかたないから流れに任せよう」という気持ちになったので、先生からの連絡を待ちながらペナン島観光を続行しました。

次はジョージタウンというおしゃれエリアにある「ストリートアート」を見ることにしました。

17:40ストリートアート着

ストリートアートは街に散在しているわけではなくて、ある一角に集中してありました。
観光用に仕立てあげたところのようです。

この自転車の壁画はこのアートストリートの象徴になっているので、こんな感じで人々が行列をつくっていました。

流れに身を任せよう、なんてこと思ったものの、「レッスン受けられなかったらどうしよう。」と気になって、1分置きに先生からの返信をチェックする始末。
気もそぞろに、とりあえず写真だけは撮っておきました。

この通りから徒歩5分のところに「Chew Jetty」という観光スポットがあることがわかったので行ってみることにしました。

18:00Chew Jetty着。

19 世紀に建築された、木製の高床式水上集合住宅だそうですが、人の流れについていくと、中にはショップやカフェなどがありました。

そろそろ空港に戻らねばならない時間になったのでIndriveでドライバーを手配しました。
ピックアップ場所を見上げると、なんかかっちょいい孫悟空的な像がありました。

思っていたよりものんびりしてしまっていたようで、ここから空港まで30分かかるのに、到着したい時間まで25分しかないことに気づきました。

先生からの返事もまだなので孫悟空を撮っていても心ここにあらずです。

ドライバーのお兄ちゃんに「飛行機に乗り遅れそう!助けて!」と訴えたところ、やっぱりマレーシアの人はいい人で「OK!」と請け負ってくれて、20分かからず空港に到着できました。

先生からの返事はまだ来ません。

クアラルンプール空港で預けていたスーツケースを引き取って、KLIAエクスプレスでホテルのある「KLセントラル」へ向かいました。

まだ先生からの返事は来ません。

22:30KLセントラル着

ホテルまでGoogleマップをみると近くだったので、経路案内で向かおうとしましたが、KLセントラル駅は車寄せが地上のようにみえて地下的な位置にあったりする新宿駅のような構造になっていて、全くGoogleマップが役に立ちません。

新宿駅でいうと、ホテルは新宿郵便局ぐらいのところにあるのに、甲州街道経由で青梅街道を歩かされうるような経路になっているのです。

土地勘が全くないのでどっちが北なのかすらわかりません。

深夜なので駅には先程のエキスプレスから下車した人たちがパラパラいる程度で、その人たちはすでに目的地に向かって散っているので駅構内でポツネンとなった私。

どうにかするしかないので、とりあえずマップで自分の位置を確認しながら歩いてみたものの、自分がどこにいるのか全く把握できません。

階段を登ったり降りたりして彷徨いながら、最終的にどこかのビルの駐車場にでたので、そこにいる警備員に地図を見せて、「ここにいるホテルに行きたい、どうやったら地上の外にでられるのか」と聞いてみましたらある方向に指をさされたのでそちら方向に歩いたところ、とにかく駅の外に出ることはできたようでした。

しかし、そこから地図を確認してもホテルへの経路が車道を行けみたいな感じになっているので、とうとうあきらめてIndriveを呼んで運んでもらうことにしました。

が、スマホを見るとバッテリーが5%。

モバイルバッテリーはペナン島でとっくに空っぽ。

先生からの返信はこないし配車アプリにすがるしかないのにバッテリーがもうすぐ切れるしと、絵に描いたような「弱り目にたたり目」「泣きっ面に蜂」。

今回の研修旅行、初日から試練満載。

どうにかドライバーを確保できて、乗り込むや否や「バッテリーないです!」と訴えましたら、女性ドライバーはとても親切な人で、自分のモバイルバッテリーに繋いでくれました。

ドライバー女性は「このシーズンにマレーシアには雨は降らないのに昨日も雨が降った、気候変動によるものだ。」というスケールの大きな話をしてくれたのですが、その時の私の頭の中はそれどころではなかったので「リアリィ?」と返事するのが精一杯でした。

とにかく、車はホテルに着いて、チェックインを済ませ、部屋に入ってすぐにスマホをホテルのwifiにつなげ、チャージをしました。

メールを確認すると、先生から返信メールが届いている!

「話が違うので今回はレッスンできません」って内容だったらどうしよう、と思うと怖くてすぐには開けませんでしたが、一呼吸してメールを開いたところ、「休暇で別の場所で過ごしていたけど、そういうことなら明日サロンに戻る。準備が全くできていないので開始が遅くなるのと、資料がまとまっていないことを許してほしい」という内容でした。

「許してほしいのはこちら。ごめんなさい!本当にごめんなさい!そしてありがとうございます!何時からでも何時まででも構いません。資料のこともお任せします!」と速攻打ち返しました。

まったくもってご迷惑をおかけして申し訳ないけれども、本当によかった。

やっぱりマレーシア人はいい人。

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