施術をしているとお客様がカウパー腺液を出しておられることがよくあります。「我慢汁」「先走り」、まれに「ぬるぬる」と言われるあれです。私は自分が思いついたのか誰かが言っていたのかは忘れましたが「第1チンポ汁」という呼び方が気に入ってしまい、今でも「チンポ汁」という品のない言い方をするようになってしまっているのはご来店いただいた方ならご存知のことと思いますが、それは今はどうでもよいことです。
私自身は若い時に比べると少なくなった気がしているので、加齢とともに減少するものなのかなと思いきや、ご年配のお客様が太ももに池を作っていらっしゃることも少なくありません。
これはいかなることなのか。
カウパー腺液の量の個人差について、いつものようにチャッピーに聞いてみました。
カウパー液(先走り液)の分泌量には個人差があり、その理由は以下の要因があります。
1. 生理的要因
カウパー腺の大きさや機能
- 個々のカウパー腺の大きさや分泌機能の差によって、分泌される液量が異なります。
- これは生まれつきの体質によるもので、年齢や成長過程である程度変化することもあります。
性的興奮の度合い
- カウパー液は性的興奮の強さや持続時間に応じて分泌されます。
- 興奮が強いほど、カウパー液が多く分泌される傾向があります。
個人のホルモンバランス
- テストステロンなどの性ホルモンがカウパー腺の活動を調節します。
ホルモンレベルが高い人では、カウパー液の分泌が多くなることがあります。
2. 心理的要因
- 性的興奮に影響する心理的要素も液量に関係します。
- 緊張や不安が強いと、カウパー腺の分泌が抑制される場合があります。
- リラックスしている状態では、分泌量が増えることがあります。
3. 健康状態やライフスタイル
水分摂取量
- 体内の水分バランスが分泌液に影響を与えます。
十分な水分を摂取している人は、分泌液が多くなる可能性があります。
栄養状態
- 栄養不足や特定のビタミン・ミネラル(例えば亜鉛)の欠乏は、カウパー腺の働きを低下させることがあります。
加齢
- 若い男性では、カウパー液の分泌が活発であることが一般的ですが、年齢とともに分泌量が減少する場合があります。
病気や体調
- 泌尿器系や性腺の疾患(例: 前立腺炎や尿道炎)は、カウパー液の分泌量に影響を与える可能性があります。
- 慢性的な疲労やストレスも分泌量を低下させることがあります。
4. 性行動の頻度
- 性行為やマスターベーションの頻度が多い場合、カウパー液の分泌量が減少することがあります。
これはカウパー腺が回復する時間が不足するためです。
5. 遺伝的要因
- 分泌量の個人差は、遺伝的な要因にも依存します。カウパー腺の形状や働きは、遺伝的な特徴によって影響を受ける可能性があります。
結論
カウパー液の量には、生理的・心理的・生活習慣的・遺伝的な多くの要因が絡み合っています。そのため、分泌量が多いから良い、少ないから悪いというものではなく、個人差として考えるべきです。ただし、急激な変化や明らかな異常を感じた場合は、泌尿器科の受診が推奨されます。
カウパー液が多い方については多くを読み取れるようですが、私の立場からするとリラックスしてくださっているか否かのバロメータにもなり得るということですね。勉強になりました。
後日、カウパー液の役割についてチャッピーに聞いてみようと思います。