前回「射精時に乳首が固くなるメカニズム」を調べましたが、射精前後に男性の身体に現れる兆候や生理的変化にはほかにどんなものがあるのか興味が湧いたので調べてみました。
射精前後に男性の身体に現れる兆候や生理的変化は、体が性的興奮のピークに達し、射精の準備をしていることを示します。以下に、主な兆候を紹介します。
1. 乳首が硬くなる
性的興奮や射精の直前に、交感神経系の活動が高まるため、乳首が硬くなることがあります。これは、体の他の部分（陰茎や陰嚢）と同様に、感度が高まるために起こる反応です。
2. 陰嚢が収縮する
射精の直前、陰嚢（睾丸を包む袋）が体に近づくように収縮します。これは、射精準備の一環として、精巣が精液を射出する準備を整えるためです。陰嚢の引き締まりは、射精の兆候として非常に一般的です。
3. 尿道球腺からの分泌液
射精前に、尿道球腺（カウパー腺）からの透明な分泌液（プレカム）が現れることがあります。これは射精に備えて尿道を潤滑し、酸性度を中和するための自然な生理反応です。
4. 骨盤筋肉の緊張
射精直前には、骨盤底筋や陰茎周辺の筋肉が緊張します。これは、射精時に精液を押し出すための準備として筋肉が収縮するためです。
5. 心拍数・呼吸の増加
射精が近づくと、心拍数と呼吸が急激に増加します。これは交感神経の活動が高まり、全身の血流が増加するためです。
6. 会陰部の感覚の高まり
会陰（陰嚢と肛門の間にある部分）の感覚が高まり、圧迫感や収縮を感じることがあります。このエリアの筋肉が射精に関与しており、射精前にこの感覚が強まります。
7. 顔や体の赤み
性的興奮がピークに達すると、顔や胸が赤くなることがあります。これは、血管が拡張して血流が増えるためです。性的興奮の兆候として一般的に見られる反応です。
8. 陰茎のさらなる硬直
陰茎の勃起が強くなり、硬直度が増すことがあります。射精に向けての準備として、陰茎がさらに血液を集めるためです。
これらの兆候は、射精が近いことを体が示すサインであり、個人差はありますが、多くの男性に共通して見られるものです。
射精の際には様々な現象が身体に現れるんですね。
以前、映画「ドライブ・マイ・カー」のラブシーンで西島秀俊氏の乳首が固く固く収縮しているのを発見し、濱口作品ファンでシネフィルの友人に興奮して「この映画すごいよ！」と報告したことがあります。
監督が演出で「西島さん、乳首立ててください」と指示していたならば濱口監督が素晴らしいし、西島氏が自分の判断で助監督さんに「乳首立てたいんで氷持ってきてください」って頼んでいたとしたらあっぱれな役者魂だし自分でいじって立てていたならなおよい、と胸があつくなりました。現場が寒かったから図らずに立っていたとしてもそれはそれで撮影現場に映画の神が降りていたということなのですごいことです。
この情報を俳優さんや監督に共有してもらえて、作品のリアル表現の一助となれたならばこんなに幸せなことはありません。